【Fortnite】全豪オープン(AO)2020の感想

2月1日~2日、Fortnite全豪オープン(AO)2020が開催されました。

ワールドカップと並ぶ数少ない世界大会ということもあり、プレイヤー及びゲーム業界全体の注目度は非常に高かったと言えるでしょう。

最近はオワコンという声もちらほら聞くようにはなりましたが、少なくとも競技シーンにおいてはFortniteはまだまだ盛り上がりを続けるだろうと確信しました。

 

今回の大会で注目すべき点は、日本人選手の躍進。

eスポーツや競技シーンにおいて日本はゲーム後進国なんて言われていますが、今回の大会で見事その汚名を払拭してくれたのではないかと思います。

特に、日本勢のRuri選手がビクロイをとった3マッチ目は本当に感動しました。

手に汗握るとは正に事のことで、見てるこっちまで心臓がバクバクいっていました(笑)

日本のFortniteプレイヤーに夢や希望を見せてくれた大会だったと思います。

 

そんな大興奮のAOでしたが、見ていて面白いだけでなく勉強になる部分も多々ありました。

ですので、今回の記事はその辺りも含めて感想を書いていこうと思います。

 

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パッドの選手が優勝!!

今回のAO2020において、優勝したのはパッドのBreso選手でした。

古くからシューターゲームはマウスキーボードでプレイするのが至高という風潮があり、パパパパッドでFPSwwwwなんて有名な煽り文句まであった程です。

ですが、今回世界1位に輝いたのはパッドの選手。

パッドがマウキーの下位互換ではなく、一つの選択肢として十分なり得ることを証明した大会でもありました。

 

私はPCでマウキーを使ってプレイしていますが、素直にこれは喜ばしいことだと思っています。

FPSにおいてマウキーが絶対である必要なんてないわけですし、色々な選択肢がある方が楽しいでしょう。

マウキーにはマウキーの、パッドにはパッドの強みがある。

モバイルや、Switchのジャイロも含めてそうなったら良いなと思っています。

プレイヤーはその中から自分に合ったものを、又は強いと思うものを選択すれば良いのです。

 

ですから、私はAO2020の結果を受けてエイムアシストを弱体化しろという意見には反対です。

現状エイムや振り向きの速さなどで一歩抜きんでているマウキーに対して、パッドが対抗するためにはエイムアシストは必要です。

これを弱体化すればパッドはマウキーの下位互換にしかならず、大会にパッドのプレイヤーはいなくなってしまうでしょう。

勿論エイムアシストに関しての調整は今後も続けていくべきだと思いますが、今回パッドが結果を残したからとって考え無しに弱体化することには強く反対します。

 

日本の競技シーン

冒頭に書いた通り、今回の大会では日本勢の躍進が凄かったです。

ビクロイを取ったRuri選手は勿論、その他の選手も世界の猛者と同等以上に戦っていました。

本当に世界と比べても何ら遜色ない実力を持っていたと思います。

 

ですが、やはり日本の競技シーンはまだまだでしょう。

今回のFortniteにおいても、昨年のR6Sで野良連合が世界ベスト4を取った時においても、日本のプロの実力が確実に挙がってきているのは分かります。

その点では世界に追いついていますし、未来は明るいと思っています。

 

しかし、日本における競技シーンそのものはまだまだなのかなと思います。

2019年はeスポーツが世間一般的に認められた年なんて話も聞きますが、それはいささか過剰でしょう。

世間一般からすればゲームなんて所詮は遊び。

競技シーンなんてまだまだ浸透していませんし、寧ろゲームは目の敵にされているくらいです。

先日の香川県の条例もそうですし、未だに改正されない賞金の法律なんかを見てもそれは感じ取れるでしょう。

 

日本においてゲームが馬鹿にされる一番の理由は、ゲームが金にならないと思われているから。

今回の大会の様な、賞金の出るゲームの大会自体の存在を知らない方も多いです。

だから、いつまで経ってもゲームはやっても何にもならないなんて評価を下され続けています。

 

eスポーツを日本において本当に流行らせるためには、もっと広告に力を入れなくてはいけません。

ゲーム業界の広告はゲーマーに対しては凄く効果の高い広告を出していますが、一般層に向けては全然まだまだ足りていません。

所詮は内輪向けなんですよね。

もっとCMとかでバンバン押し出していかないと。

私はテレビは見ない派ですが、世間一般的にはまだまだテレビへの注目度は高いですし、そちらで押し出していく必要があります。

 

なぜこんな話をしたかというと、日本のプロ選手が世界と並ぶ、追い越すためには環境が足りていないと感じるからです。

Ruri選手を始め、今回活躍した選手たちはもしかしたら環境は整備されているかもしれません。

ですが、無名だけど実力はある人達、これから伸びていく人達、そんな金の卵にはサポートが追いついていないのが現状です。

そういった選手たちに環境を整えてあげることが、長い目で見ると日本の競技レベルが上がっていくためには重要になってきます。

スポーツでもプロ養成所みたいなのがありますよね。

あれのゲーム版が必要です。

 

そのためには、やはり世間一般の理解が必要です。

プロゲーマーがちゃんとゲームで生きていけるようになり、それが認知されなくてはいけません。

そうなって初めて日本の競技レベル全体の向上が視野に入れられると思っています。

プロゲーマー専門学校みたいなのが馬鹿にされず、ちゃんと認められる世間を目指したいですね。

 

上を取るのは重要ではない

ちょっと話が逸れた部分が長くなってしまい申し訳ありません。

ここからはAOを見ていて勉強になったことをまとめていきます。

 

AOを見ていて一番感じたのは、プロはそこまで上を取ることに固執していないこと。

勿論取れる時には上を取りに行ってるんですが、それ以上に資材の温存や体力の保持を優先しているように感じました。

アリーナにおいて資材は限られていますし、貴重な資材を使ってまで上を取ることに意味は無いのでしょう。

 

そもそも、上を取るメリットとはなんでしょうか。

私は以下の二つが挙げられると思います。

  • 状況を把握しやすい
  • 体を隠しやすい

簡単に解説していきます。

 

一つ目の状況把握をしやすいというのは感覚的にも分かりやすいでしょう。

迷ったら高い所から周りを見渡せと言いますし、実際に視界を遮られるものの無い高い所の方が周りを把握しやすいです。

そして、Fortniteという三人称のゲームにおいて、上を取ることで自分だけが相手を一方的に見ることが出来ます。

分かりづらいかもしれませんが、この画像において自分の画面からは敵(ダミー)が見えています。

一方で、自分は体を隠しているため、敵の画面から自分を見ることはできません。

この様に状況を把握しやすいことが上を取るメリットの1つ目です。

 

二つ目の体を隠しやすいというのは、他のFPSをプレイしている方なら気づきやすいかもしれません。

雑な図ですが、こちらを使って説明します。

オレンジ色の顔が上を取っているプレイヤー、青色の顔が下のプレイヤーを表しています。

そして、オレンジ色の枠内が上を取っているプレイヤーの見える範囲、青色の枠内が下からの見える範囲を表しています。

 

図を見れば一目瞭然ですよね。

下側のプレイヤーは体全てが見られているのに対し、上を取っているプレイヤーは半身しか見られていません。

つまり、非常に体を隠しやすいんです。

これが上を取る二つ目のメリットになります。

 

さて、上記の二つのメリットをもってしても、プロが上を取ることに固執しないのはなぜでしょうか。

結論としては、Fortniteの性質上、詰めて1マスの接近戦をする必要があるからだと考えています。

 

回復や建築による防御ができるFortniteでは、詰めて接近戦をしないと中々致命傷を与えられません。

遠くから攻撃しても決定打にはなりにくいです。

つまり、最終的にはボックスファイトをする必要があり、上を取ることにそこまで大きな意味がないのではないでしょうか。

 

この傾向は、特にアリーナでは多いように感じます。

まず、アリーナでは資材の保有量が少ないです。

更にプロ同士の試合では戦闘による資材の回収も容易ではなく、資材は本当に貴重です。

結局はボックスファイトで勝負することになるなら、多量に資材を使って上を取っても意味がない。

そういった考えに至るのもごく自然でしょう。

 

まとめると、上を取ること自体は悪い手ではありません。

前述の様に明確なメリットがありますし、明らかに優位な状況を作り易く、場を制圧することが出来ます。

ですから、上を取れる時には取った方が良い。

しかし、それが必ずしも最良とは限りません。

特にプロ同士の試合ともなれば、最終局面でも人数が多く、いつどこから撃たれるかも分からない状況です。

そのため、資材はできるだけ自分の身を守る防御や、ボックスファイトを始めとした建築勝負、ストームが迫った時の移動などのために取っておきたいということでしょう。

 

理解できないような超絶技術は使ってない

最後のトピックはこちら。

AOに出場するようなプロでも、私が見て理解できないような超絶技術は使っていないということ。

 

勿論、どの選手もめちゃくちゃに上手いです。

ですが、やっていること自体は特別な事ではありません。

見ていてやり方が分からないような技術は出てきませんでしたし、建築や編集においても至ってオーソドックスな技術を使っていたと思います。

本当にやっていることは私達一般のプレイヤーと同じなのです。

 

私達とプロの違いはたった二つです。

速さと正確性

この二つがプロは圧倒的に優れています。

 

速さに関しては説明するまでもないですよね。

テンプレの建築や、ボックスファイトにおける編集の速さ。

更に状況判断の速さ。

飛天御剣流の様に、三つの速さがプロにはあるのです。

 

そして、プロは正確性に関しても群を抜いています。

建築や編集においてとにかくミスが少ないです。

プロや上手い人は凄く簡単そうにFortniteをやる印象ですが、あれはミスが少ないからでしょう。

また、仮にミスした時もリカバリーが早いため容易に不利な状況を作りません。

ミスしても平気なので自信をもってプレイすることが出来、結果的にミスが少なくなる好循環を生んでいるのでしょう。

 

総評

改めて、大会に参加していた選手の方々、運営に関わっていた全ての方達は本当にお疲れさまでした。

素晴らしい大会を見せてくれて、本当にありがとうございます。

 

パッド選手の優勝、日本人選手の躍進など、2020年AOは色々と話題に事欠かない大会でしたね。

正に歴史に残る大会として、Fortnite界隈の外でも記憶されるような大会になったと思います。

 

少し内容が薄くなってしまいましたが、今回の記事は以上となります。

読んでくださった皆様、ありがとうございました。

Fortnite
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