Mixerがサービス終了!?これからの配信サイト界隈を考察する

全然知らなかったんだけど、Mixerってサービス終了したんだね。

http://Introducing “Mixer” – YouTube

NinjaやShroudといった伝説級のストリーマーを独占して、配信サイトの勢力図を塗り替えるものかと思っていたけれど。

結局、”ミキサー”だか”ミクサー”だかも分からないまま閉鎖してしまった。

 

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加速するYouTubeとTwitchの二強

世界的大企業のMicrosoftが運営しても、僅か1年でサービス終了してしまう。

この事実は業界にとって大きな衝撃を与えると共に、配信サイトの競争が激化していることを物語っていた。

 

私は、結局YouTubeとTwitchが最後に勝つんだろうなと予想してる。

今現在は、新進気鋭の配信サイトがたくさん登場しているけれど。

時が経てば、小さいところは淘汰されていくんじゃないかな。

 

YouTubeやTwitchの最大の強みは、活動しているクリエイターの人気だ。

直感的で分かりやすいUIや、低遅延・高画質といった技術的な優位も勿論あるけれど。

技術的進歩はいずれ頭打ちになるし、いずれ他の配信サイトにも追いつかれる。

 

でも、クリエイターの人気だけは、YouTubeとTwitchの優位は絶対だ。

そして、クリエイターの人気が絶対である以上、視聴者は常にYouTubeやTwitchに流れる。

 

 

大手と中小の差別化

身も蓋もない話になってしまうけど、既に知名度のあるクリエイターにとって、YouTubeやTwitch以外で活動するメリットは殆どない。

最大手の配信サイトで人が集められるのなら、視聴者の母数が多い場所で活動するのが一番良い。

わざわざ他の配信サイトを使う必要性はない。

 

中小の配信サイトを使う恩恵は、主にまだ売れてないクリエイターに与えられる。

強力な先駆者が多数存在する大手サイトでは、視聴者の大多数がそちらに取られてしまい、見て貰うというハードルが限りなく高くなる。

その為、無名のクリエイターがYouTubeやTwitchに参入することは極めて難しい。

 

しかし、強力なクリエイターが少ない中小の配信サイトなら、視聴者の数は少ないものの見て貰えるチャンスは増える。

当然、そこで客を掴めるかどうかはクリエイターの腕次第だが、最も困難な発見してもらうというハードルを越えられるのは大きい。

 

であるから、無名のクリエイターほど中小サイトと相性が良く、サイト側もそういったクリエイターを一流に育て上げることで、最終的に会社の利益に繋げている。

そうやって配信者と運営がWin-Winの関係を作り、大手サイトとの差別化を図っていた。

 

 

これからは世界的なクリエイターにも認められる必要がある

今回の一件を受けて、配信者達は実感しただろう。

自分の配信プラットフォームが閉鎖する絶望を……

フォロワーも、チャンネルも全て失う恐怖を……

 

なんだか「進撃の巨人」の出だしみたいになってしまいましたが、実際その通りで。


進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

配信サイトが閉鎖するってことは、即ち全てを失うってことですからね。

他のサイトに移行すれば良いじゃない、なんて皆は言うだろうけど。

ファンが他の配信サイトまで付いてきてくれることは稀で、あのNinjaですら移行には失敗していた。

 

そして、恐怖をあおるのが、閉鎖した配信サイトがMixerだったということ。

どこの馬の骨とも知らぬ、泡沫サイトの話じゃない。

あのMicrosoftが運営するサイトですが、閉鎖してしまった。

 

こうなると、もう疑心暗鬼ですよ。

次はどこが潰れるのか、自分のプラットフォームは大丈夫なのか。

潰れる危険性が限りなく少ない、YouTubeやTwitchをメインにした方が良いんじゃないのか。

クリエイターがそう考えることは至極当然のこと。

 

だから、これから中小の配信サイトはどんどん淘汰されていくだろう。

今まで通りのやり方では、この配信サイト戦国時代を生き抜くことは出来ない。

クリエイターを育てる土壌の役割を担いつつも、スタークリエイターも引っ張る努力が必要。

 

でも、結局最後に残るのはYouTubeとTwitchだけになると予想。

新規配信サイトの運営に、スタークリエイターを満足させられる様な体力(金)があるかは微妙なところだし。

一番金があって、一番人が多いサービスが最後には勝つんじゃないかな。

 

 

そう考えるとニコニコって頑張ってるよな

ニコニコ動画

今となっては、落ちぶれに落ちぶれたニコニコだけど。

それでも、なんとかギリギリのところで踏ん張って、ニコニコ独自のポジションを確立して今日も生き残っている。

 

フラットな目線で考えると、これって結構凄いことよね。

世界で十指の企業に入るMicrosoftですら、1年しかサービスを継続できなかったわけだから。

対してニコニコは、オワコンと叩かれつつも10年以上の老舗だからね。

配信サイトとしての歴が圧倒的に違うよ。

 

先日、加藤純一・横山緑という日本トップの配信者と、ニコニコの代表である栗田穣崇がニコニコの将来について対談していた。

実際の様子はこちら。

加藤純一・横山緑・百花繚乱の超「雑談」配信者(ゲスト:ニコニコ代表・栗田穣崇)@ネット超会議夏
本配信は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、政府の基本方針に基づき、出演者・スタッ...

2時間余りの長編なんだけど、めちゃくちゃ面白いからぜひ見て欲しい。

 

この対談の中で挙がった、ニコニコを新規クリエイターの登竜門とする話。

この話を聞いた時、私はなるほど~と納得して記事を書き始めた訳だけど。

書き進めている途中で、これって他の中小配信サイトも同じじゃね?って気づいた。

 

ただ、クリエイターを育てるという視点において、ニコニコほど適したサイトは今のところない。

規模は小さい代わりに、YouTubeよりも規制は緩く、クリエイターの本質を出しやすい。

良くも悪くも尖ったサイトだから。

そういう空気に触れることで、とんでもないクリエイターが生まれたりする。

米津玄氏とか、きゃりーぱみゅぱみゅとか。

国内だけでなく、海外でも人気のあるトップアーティストが生まれる環境がニコニコにはある。

 

だから、ニコニコはこの強みを最大限にアピールしたうえで、強力なクリエイターを獲得するように努力するべきだろう。

いや、ニコニコの場合は呼び戻すといった方が正しいか。

キヨ・アブ・レトルト、などなど……

今のニコニコには、無名のクリエイターを一から育てつつ、その育成期間を埋めてくれるスタークリエイターが必要不可欠だ。

 

問題は、どうやったらクリエイターが戻ってくるかということ。

Mixerの様に独占契約をする手もあるが、それでは本質的な解決にはならない。

何より、YouTubeで大成功を収める彼らが、多少お金を積まれたからといってニコニコに戻ってくるとは思えない。

 

結局は、画質や遅延といった機能面を改善することだろう。

ニコニコはUIも酷いので、こちらも改善必須。

てか、まずは社員か。

優秀なエンジニアはどんどんニコニコを去ってしまったらしいので、まずはエンジニアを集めるところからかな。

 

遠いなぁ……

YouTubeやTwitchどころか、他の中小配信サイトにも大きく差を開けられていますからね。

今ニコニコが存在出来ているのは、過去の遺産でしかない。

胡坐をかいていた数年分の遅れは大きく、致命的だ。

それでも、配信サイトの一時代を築いたものとして、ニコニコにはこれからも頑張って欲しい。

 

ちょっと話が逸れてしまいましたが、今回の記事はここまで。

 

 

アイキャッチ画像の素材引用元

Introducing “Mixer” – YouTube

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